数年前の話になりますが、息子の小学5年のクリスマスプレゼントは「日本の歴史まんが」でした。6年から歴史の授業が始まるので、ちょうどよいタイミングでした。

5社 有名どころがあり、それぞれに特徴があります。子どもによって結構好みが出ると思います。安い買い物ではないし、長く愛読して欲しいので、本屋で本人に実物を読み比べてもらい選ばせました。自分で選んだものだと愛着も湧きますしね
nihonrekishi


息子が選んだのはこれ!

小学館:学習まんが少年少女 日本の歴史






今だと、小学館創立100周年企画版が出ているようですね。
初回セットだと、「骨伝導ワイヤレスイヤホン」の引き換え券もつくようです!
(2022/12/1発売)




こちらは昔からある定番中の定番ですね。1981年に刊行されて以来、売上げ累計2000万部超とのことです。私の中学校にも教室に全巻そろっていました。特に男子に人気があり、昼休みには取り合いになるほどでした(ちなみに、小学校は集英社でした)。慶応大学に合格した「ビリギャル」もこれで勉強をしたということで有名ですね。。中身をみると、5社の中では一番 情報量が多く、まんがの随所随所にある説明書きや解説も非常に詳しく書かれているので、大学受験まで使えるというのも納得です。巻頭のカラー資料も豊富です。ただ、絵柄が昔から変わっておらず少し古い印象なので、最近のまんがに慣れている子どもには好き嫌いが出るかもしれません。また、文章量が多いので文章読むのが苦手という場合は、少しつらいかもしれません。うちの息子は国語は苦手ですが「豆知識系」が大好きなので、解説が多い小学館を一番気に入り、こちらを購入しました。絵柄の古さは気にならなかったようで、入試までに3巡以上(好きな時代はもっと読んでた)も読んでいました。世界の歴史は、意外にも2018年とごく最近刊行されたようです。



角川:まんが学習シリーズ日本の歴史




こちらは、2015年6月に刊行された比較的新しいシリーズですが、とても人気が高く、紀伊国屋・TSUTAYAの「児童書 学習まんが 日本の歴史」ジャンルで5年連続売り上げ1位とのことです。息子の周りでも角川を買っているおうちが多かったです。今までの学習まんがとの違いは、”歴史の流れをつかむこと”を重視している点です。そのため、「人物を中心にした物語」と「時代の大きな流れ」を意識して書かれています。小学館に比べると情報量は少ないですが、各時代の有名人の視点で話が進むので、感情移入しやすく読み物としては非常に読みやすいです。社会苦手&漫画大好きな私はこれ、結構好きです。絵も最近の画風で、とっつきやすいです。ただし、表紙と中身の作画は違う方が担当しているので、必ず中身を確認しましょう!親にとってうれしいのは、ソフトカバーかつコンパクトサイズなので、価格が抑えめなのと場所を取らないことです。軽いので持ち歩きもしやすいです。最近では他社でもソフトカバー版を出し始めましたね。
「世界の歴史」も2021年2月に発売されたそうなので、要チェックですね。

中学受験では近現代史がよく出題されますが、近現代史セットもあります。


集英社:学習まんが 日本の歴史



2021年にコンパクト版が発売され、最近はこちらを推しているようです。


集英社の一番の特徴は、全体に占める近現代史の割合が多いこと。全体の4割もあります!平成史もしっかりページが割かれています。中学受験では近現代史がよく出題され点差もつきやすいため重要視されており、中学受験用に購入するおうちに人気があるようです。こちらも小学館ほどではないですが、情報量は十分あるように感じました。また、重要用語が太字で強調されていて、巻末に逆引き用の歴史用語一覧がついているのも使いやすそうでした。ちなみに、集英社は「世界の歴史」を1986年から刊行していて、他社より先行していました。完全理系の主人は、高校3年の時に集英社の「世界の歴史」を読破しただけで 大学センター試験で8割とり、無事苦手科目を乗り切ったそうです(私も読めばよかったな




学研、講談社は私が購入したときは正直ノーマークでした
ところが、最近ソフトカバー版が発売され人気のようです!
Amazon売れ筋ランキング:
絵本・児童書の歴史カテゴリ

学習漫画カテゴリ


学研:まんがNEW日本の歴史



学研の特徴は何といっても全ページオールカラー全巻にDVDがつくことです。ソフトカバーなので価格も抑えめなのも高評価です。DVDがついているのは学研だけで、NHKのスペシャル映像なども盛り込まれており、より理解が深まるのではと期待感が高まります。



講談社:学習まんが 日本の歴史



講談社の特徴は、表紙だけでなく中身も有名な漫画家が描いていること。さすが講談社!といった感じです。そして、各ページの漫画の枠外に「豆知識」がちょこちょこ書かれています。これ、息子が見たら講談社に決めていたのではないかな?というほど、「豆知識」の量が多いです。楽しんで読む工夫が随所に感じられました。



数年の間に、こんなにソフトカバーが世の中に出回るなんて!うらやましいです


中学に入り、世界史の授業が始まったので、そろそろ「世界の歴史」まんがも買ってあげたいな、と思っています。でも、もう少し待ったら「世界の歴史」も各社ソフトカバー版が出そろうかも?
悩ましいところです



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